北陸新幹線の延伸区間(金沢駅~敦賀駅)の工事が本格化しており、小松市の憩いの場でもある木場潟の西側でも木場潟高架橋の工事が始まっています。
※木場潟の高架橋は「木場潟(北)高架橋」と「木場潟(南)高架橋」に工区が分かれていますが、当サイトでは木場潟高架橋と総称します。
2022年度の北陸新幹線敦賀延伸に向け工事が加速しています。
現在の様子
西側から木場潟方向を望む
木場潟高架橋は木場潟のすぐ脇を通る高架橋で、非常に軟弱な地盤なため、杭は最大で地上部の5~6倍の長さのものが埋め込まれています。
高架の高さは低めで、景観に一定の配慮がなされたものだと思われます。
また、木場潟周辺は防音壁も低くなり、車窓から木場潟と白山の眺望が見えるよう工夫されます。
木場潟西園地からの眺望は、いしかわ景観総合計画や石川県眺望計画でも指定され、建築物の制限などがされたエリアとなっています。
2023年までに木場潟1周6.4kmに桜の回廊が整備される予定で、春には満開の桜と湖面、雪のかぶった白山が姿を見せることでしょう。
アップで見た様子です。
綺麗な間隔で橋脚が並んでいます。
南方向を望む。
橋脚がずらーっと並んでいるのが分かります。
遠景で見た様子です。
遠くにはこまつドームも見えますね。
続いて、木場潟西園地駐車場付近から眺めた様子です。
敦賀方面を望む
一部では高架橋が完成していました。
やや木場潟側にカントがつけられています。
木場潟高架橋の北側の工区はまだこれから工事が始まる部分も見られました。