金沢の新規ホテル計画の次はマンション建設計画が続々と出てきました。
大阪市に本社を置く、プレサンスコーポレーションが金沢市下柿木畠の金沢パティオ裏手の土地を取得したことが明らかになりました!
計画が順調に進めば2018年11月に着工予定とのことです。
概要
名称:プレサンス ロジェ石川金沢 PJ
所在地:金沢市下柿木畠
延床面積:約6,000㎡
階数:地上10階建て
着工予定:2018年11月
竣工予定:2020年春
設計・施工:村中建設
戸数:73戸
場所は
(Open StreetMapを加工 © OpenStreetMap contributors)
場所はタテマチストリートから1本裏へ入った通りです。
金沢パティオからうつのみやへ向かう通り沿いになりますね。
こちらの写真の自販機の左側にある。現在「タテマチパティオパーキング」となっている場所です。
プレサンスコーポレーションとは?
今回、進出してくるプレサンスコーポレーションについてみていきます。
2017年マンション供給実績全国2位
1位 | 住友不動産 | 7,177戸 |
2位 | プレサンスコーポレーション | 5,267戸 |
3位 | 野村不動産 | 5,168戸 |
4位 | 三井不動産レジデンシャル | 3,787戸 |
5位 | 三菱地所レジデンス | 3,101戸 |
6位 | 大和ハウス工業 | 2,098戸 |
7位 | 日本エスリード | 2,017戸 |
8位 | あなぶき興産 | 1,798戸 |
9位 | 積水ハウス | 1,503戸 |
10位 | タカラレーベン | 1,467戸 |
プレサンスコーポレーションは2017年のマンション供給実績でいわゆるメジャー7(住友不、大京、東急不、東京建物、野村不、三井不、三菱地所レジデンス)のうち、住友不動産を除く6社を抑え、初の2位となりました。
関西地区では既に最大手となっており、供給実績は8年連続1位となっています。
1997年創業、2015年は2512戸の供給で5位だったことを考えると、ここ20年ほどで急上昇していますね。
そういったプレサンスコーポレーションが北陸に初進出してきます。
(プレサンスロジェ伏見桃山)
マンションブランドは、
「プレサンス」シリーズ…資産価値の高い都市型マンション
「プレサンス ロジェ」シリーズ…都心の永住型ファミリーマンション
「エイジング」シリーズ…住宅のみならず、医療や交流などまでをプロジェクトとした高齢者向けマンション
の3ブランドに分類されます。
金沢に進出予定のマンションブランドは「ロジェ」で高級路線ではなく、ファミリー向けとなります。
下柿木畠に建設されるマンションは、2019年~2021年に竣工予定のプレサンスのマンション物件の32棟の中では最も駅からの距離が遠く(金沢駅徒歩29分)なりますが、香林坊まで出るとバスの本数はかなり多いため不便ではないかと思われます。
マンションの建設も活発化
金沢市内では分譲マンションの建設も活発化しています。
プレサンスコーポレーションがマンションを建設する周辺でも、関電不動産開発がうつのみや跡地を再開発する計画で分譲マンションが有力。
さらに大京は金沢駅西口、東口でマンションを計画。
タカラレーベンは金沢駅西口で17階建てマンション、大手町で高価格帯のマンションを建設中です。
金沢の土地取引はホテルから次第にマンションデベロッパーへと移行していく可能性もありますね。