金沢市上堤町にあった、金沢東京海上ビル跡地に再開発としてホテルの誘致計画が浮上しました。
(写真は金沢東京海上ビル解体時の様子です)
立地は、金沢市上堤町の国道157号線、都心軸に位置する場所で、周辺はオフィスビルが立ち並ぶエリアです。
同ビルは2013年ごろに解体され、北伸福祉会が土地を取得し、老人ホームの建設を予定していました。
その後、苗加不動産の関連会社であるアビタが土地を取得し、将来的に賃貸マンションを建設する予定で、コインパーキングとして活用していました。
しかし、北陸新幹線開業で予想以上のホテル需要の高まりから、ホテルの誘致を決めたものと思われます。
相次ぐホテル計画
敷地面積は965㎡あり、現在はコインパーキングとなっています。
周辺では、ホテルの開発計画が目白押しです。
上図の、
A地区(北國銀行本店跡地)には、ホテル「ドーミーイン」を展開する共立メンテナンスがホテルを計画
B地区(北國銀行第二本館跡地)は常和ホールディングスがホテル「ユニゾイン金沢」を建設し2017年度完成予定
C地区(金江ビルディング跡地)はリビタが建物をリノベーションし、「ハレマ金沢」を2016年夏に開業予定
となっています。
参考記事
今夏金沢市で開業のリビタのホテル、名称は「ハレマ」に(日本経済新聞)
北國銀行本店跡地利用の概要が決定!共立メンテナンスと三菱地所レジデンスへ土地売却へ!
金沢東京海上ビル跡地のホテル誘致が固まれば、上堤町界隈だけでなんと、4件もホテルが開業することとなります。
アビタは(ホテル誘致について)現在交渉段階で、年内にも計画を具体化させる方針とのことです。
金沢の相次ぐホテル計画・開業ラッシュはまだまだ勢いが止まりませんね。
今後の動向が注目されます。