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西日本JRバス金沢営業所は移転、跡地は再開発へ?

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JR西日本広岡社宅跡地再開発について、西日本JRバス金沢営業所も再開発エリアに含まれていることが分かりました。

 

2016年2月の北國新聞に掲載された記事では、

「現在、着手の時期や開発内容など具体的な計画は未定となっているが、同社の社宅、バス営業所の移転先について候補地の選定調査を進めている。」

と掲載され、金沢市にもJR西日本側から「この区域一帯を商業・業務施設として開発したい」という意向を示しています。金沢駅西口に面した一等地の開発エリアに期待が高まります。

 

(2016年4月20日 加筆しました)

 

 

 

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JRの社宅跡地は金沢駅西口側にある、JR西日本の社宅や体育館、バス営業所があるエリアです。

 

 

 

社宅跡地の敷地面積(オレンジで囲ってある部分)は、約30000㎡あり金沢駅にも近いことから、注目されています。

そして、水色の枠で囲ってある部分が西日本JRバス金沢営業所です。

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こちらが、JR社宅跡地周辺の拡大図と将来予想図(個人的推測)です。

 

 

 

現在、JR体育館跡地にJR金沢支社やオフィス、店舗が入る「JR金沢駅西第一NKビル」が2014年6月に完成し、社宅跡地(一部)には現在、医療施設やフィットネスなどが入る「JR金沢駅西第二NKビル(仮称)」が建設中です。

 

そして、金沢市の都市計画では旧社宅敷地内に市道を新設することが決定しました。新設される市道は幅員12m、2車線、両側歩道のものということです。

 

なので、上の図を見ても分かるように、おそらく一区画が長方形の区画に整理されるものだと思います。(個人的推測)

 

 

 

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(写真:西日本JRバス金沢営業所とJR金沢駅西第一NKビル)

もしも、このようになると、西日本JRバス金沢営業所跡地の一区画あたりの敷地面積はおよそ8000㎡となり、金沢駅西広場にも面した超一等地の区画が誕生します。まだ開発の具体的な計画は未定ですが、金沢駅東口にある金沢フォーラス(敷地面積約11000㎡)のような大型商業施設や、大規模な複合ビルも建設可能になります。

 

また、西日本JRバス金沢営業所の区画について、昨年度の金沢市の都市計画で、かつては高さ制限20m以下の住居地域だったものが、金沢駅に面する通りから新設される市道までの区域が高さ45m以下、市道から金沢市企業局までの区域が高さ31m以下の商業地域へと都市計画が変更されました。だから、高さ的にも金沢フォーラスくらいの建物が建設可能になります。ホテルなら11~12階、マンションなら15階相当の建物が建設可能です。

 

また、現在JRの官舎に入居している方を逐次代わりの場所へ移っていただくよう進めていくそうです。また、JR貨物は新幹線開業後も営業形態は変わらないため、官舎を当分の間利用しなければならないそうです。(2016年4月20日加筆)

 

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(写真:この先に市道が新設されます)

個人的には、商業施設と立体駐車場を建設してほしいです。

フォーラスのような都市型ファッションビル第2弾となるような建物も良いですが、都市型家電量販店の進出もしてほしいです。

金沢ではここ数年で外国人観光客が急増しており、都市型家電量販店は新幹線開業前と比べてさらに需要が高まっていると思います。

さらに、都市型家電量販店は郊外型のものと違い、品ぞろえも充実しており、北陸エリアからの広域集客も考えられるでしょう。

また、最近では金沢駅周辺の開発が相次ぎ、駐車場の需要が高まっています。北陸では駅周辺の商業施設も車で買い物に来る傾向もあり、新幹線に乗る際も駅周辺の駐車場に止める方も多く今後も需要が高まると思います。だから、金沢駅西時計駐車場のような大規模立体駐車場がもう一つあっても良いと思います。

 

 

 

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一応、社宅跡地エリア一帯では、商業施設、ホテル、オフィス、マンションを検討中で、日本経済新聞の記事では滞在型施設を計画しているという旨の記事も書かれていました。まだまだ具体的な計画はわかりませんが、金沢駅西口の一等地なので、相応しい開発をしてほしいです。

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