金沢市

壽屋

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壽屋

金沢市尾張町2丁目にある料亭。

元々、羽二重問屋(呉服屋)の商家として使用されていた建物を昭和8年(1933)に料亭にするために購入、昭和10年に右隣の町家を組み入れた建物となっている。昭和62年に金沢市指定保存建造物に指定された。

【金沢市指定保存建造物】
【金沢都市美文化賞】

 

 

 

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北側から見た壽屋の様子。

これらの建物の年代はすべて同じわけではない。

店の間・座敷・仏間と配された部分は藩政期(江戸時代後期)のもの、2階和室、2階座敷は明治期のもの、その他大正初期の「侘びの間」、昭和初期の「宴の間」、蔵を平成6年に改装した「蕪青座」と、江戸から平成まで各時代に増改築された部屋を楽しむことが出来る。

※一応、当サイトでは建築時期については江戸時代に分類しています。

 

 

 

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建物正面の様子。

左側にある白い建物が土蔵、他は増改築を繰り返した3階建ての立派な木造建築となっている。昔は金沢には3階建ての木造建築が料亭を中心に沢山あったそうだが、今では数軒が残るのみとなっている。

2階部分は黒漆喰(すだれ隣)となっており、重厚感があります。

 

 

 

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向かって右側の建物も非常に美しい町家建築です。

金沢町家の特徴である、「木虫籠(キムスコ)」と呼ばれる細かな格子があしらわれています。

実は、キムスコが使われるようになったのは壽屋の建築が最初ではないかという推測もあるようです。(http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000063021

 

 

 

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最後に、入口の様子です。

壽屋の大きなのれんは大変美しく、季節によって絵柄も変わります。

冬に訪問したため南天の実が描かれたものでした。

 

 

 

 

地図