また新たなホテル計画が明らかになりました。
福岡地所の子会社であるエフジェイホテルズが2017年12月11日に「ホテルフォルツァ金沢(仮称)」の概要を発表しました!
横安江町商店街入口に建設されるホテル、どのようなホテルになるのか見ていきます。
概要
名称:ホテルフォルツァ金沢
所在地:金沢市安江町24番2ほか
敷地面積:約1,020㎡
建築面積:―
延床面積:約6,400.83㎡
高さ:―
構造:地上9階建て
その他:
客室数 200室
設計:山下設計
グランビスタの新ホテルブランド
2019年夏の開業予定
2018年初めより解体工事開始予定
2018年3月以降、建設工事に着手予定
現在の様子
建設される場所は、横安江町商店街入口の北陸銀行ドリームセンター武蔵跡地とのと共栄信用金庫跡地です。
この2区画は2017年5月に和倉温泉や台湾でホテル事業を展開する加賀屋グループのK・R・Eが土地を取得しています。
加賀屋グループは開発形態として宿泊や飲食などが候補に挙がっていると述べていたため、自社ブランドの旅館やホテルを展開するのかと思っていましたが、加賀屋が建物を建設しエフジェイホテルズが賃借・運営する形になります。
こういった形態は宿泊施設に多く見られ、昨年金沢に開業した、雨庵金沢やホテルリブマックス金沢駅前なども建物/土地の所有権と運営が異なります。
本来であれば地上60mまでの建物を建設できる立地ですが、横安江町区域のまちづくり協定により、高さ20mまでの建物しか建設できません。
ただし、敷地面積が1,000㎡であるものは高さ31mまで緩和されるため、今回は31m程度の建物の建設が可能になりました。
めいてつエムザから見た様子です。
今回ホテルを運営する、エフジェイホテルズは福岡地所(福岡市)の子会社となります。
福岡地所といえば福岡市・九州地区を中心に商業施設やホテルを運営する総合デベロッパーで、有名なものとしてはハイアットリージェンシー福岡やキャナルシティ博多を運営しています。
ホテルブランドの「フォルツァ」は九州地区を除くと、金沢の他にも札幌や大阪で展開を予定しています。
ちなみに隣接するマンション「グランドパレス武蔵ヶ辻」は第一交通(北九州市)の物件なので、福岡資本の運営する建物が横並びになりますね。
近江町市場から見た様子です。近江町市場徒歩1分、武蔵ヶ辻バス停徒歩1分というホテルとしては抜群の好立地です。
年末年始からホテル計画が相次いでいますが、ホテルフォルツァ金沢はどのように他のホテルとの差別化を図るのか注目です。
また、1階には店舗は入るのかそのあたりも注目ですね。
過去記事
・めいてつエムザ向かいの銀行跡を加賀屋が取得、一体的な活用へ?
プレスリリース
『ホテルフォルツァ金沢(仮称)』を2019年夏に開業いたします。(プレスリリース)