金沢に新たなコンセプトのホテルが進出することが決まりました!
ソラーレホテルアンドリゾーツは、金沢市尾山町に「ホテル・ザ・エム金沢 雨庵」を開業すると発表がありました。同社の展開するブランドでは最上級となり、東京・赤坂に次いで国内2号店となります。
場所は
場所は、金沢市尾張町に日本エスコンが建設中のホテルです。
日本エスコンはホテルの建設までを手掛け、完成後にソラーレホテルアンドリゾーツに物件を賃貸することとなります。
2017年6月現在は、鉄骨が組みあがり、外観も一部見えます。
最新の工事の様子はこちらです↓
日本エスコン尾山町プロジェクト(仮称) 新築工事 2017.6
当初はビジネスホテルの建設としていたので、まさか、最上級ホテルになるとは思わなかったです。
ソラーレホテルアンドリゾーツとは?
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツは、全国にホテル展開しており、主なブランドとしては地域のフラッグシップホテルとして展開している「ロワジールホテル」、都市部、ロードサイドに展開するビジネスホテル「チサンイン」、ビジネス利用を見込んだ「チサンホテル」、ワンランク上の「チサングランド」があります。
ホテル・ザ・エム(HOTEL the M)は2016年3月に誕生したブランドで、その中でも最上級ブランドとなります。
金沢には現在、ソラーレホテルアンドリゾーツのホテルはありませんが、金沢市下堤町に建設中のエムジーリースによるホテルには、同社の展開するビジネスホテル「チサンイン」が進出予定となっています。
こちらは客室数200室程度、2018年9月末完成予定となっています。
最新の工事の様子はこちらです↓
エムジーリースによる金沢・下堤町 三井住友信託銀行跡地のホテル計画 2017.6
将来的には金沢にソラーレホテルアンドリゾーツの価格帯やコンセプトの異なる、2ブランドのホテルが展開されるということになりそうですね。
ホテル・ザ・エム金沢 雨庵 の概要
名称:ホテル・ザ・エム金沢 雨庵
敷地面積:730.13㎡
建築面積:約580㎡
延床面積:2866.02㎡
高さ:19.95m
階数:地上6階地下1階
着工:2016年10月予定
竣工:2017年11月予定
客室数:47室
収容人数:102名
価格帯:20000円~
開業予定:2017年12月1日
「ホテル・ザ・エム」は「その土地に求められることを。」をコンセプトに、その土地らしさや地域とのつながりを強く持つブランドです。今回出店する金沢は、日本海側気候で日本でも有数の年間降水量が多い地域であり、年間約160日は雨が降るといわれています。「雨」が多い地域性をホテルに取り込み、「雨」までも旅の魅力にしたいと「雨庵(うあん)」という名にしました。
(ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ「ホテル・ザ・エム金沢 雨庵」2017年12月1日開業-PR TIMES より引用)
金沢の雨に着目したホテルは今まで無かったように思います。
和を感じる名前ですが、実際にも雰囲気は茶屋をイメージするなど、和モダンなホテルになります。
ホテル・ザ・エム金沢 雨庵 概要
宿泊者だけが使えるハレの間(ラウンジ)1.特産品加賀のお茶を24時間いつでも
2.朝食では加賀野菜をたっぷりと提供した和食、洋食の定食を提供
3.食事やお酒のあとには温かい日本そばを無料で提供(毎晩21:00~23:00)
4.北陸地方の地酒を取り揃えた日本酒バー
5.アートブックや小説など金沢に纏わる書籍を集めたライブラリー
6.金沢のアーティストや職人が手がけたアートや工芸品を展示(ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ「ホテル・ザ・エム金沢 雨庵」2017年12月1日開業-PR TIMES より引用)
サービスも充実し、金沢に根ざしたホテルとなりそうです。
価格帯は20000円~となっており、高級ホテルや都市型ホテルクラスの価格帯ですね。
内装も非常に洗練されており、雨の日でもおっくうにならない感じがしますね。
周辺での激しいホテル競争
周辺ではホテルの計画が相次ぎ、2020年には金沢駅周辺と含めて、現在より2000室以上増加することがほぼ確実となりました。
これから開業するホテルは、周辺ホテルと差別化をしないと共存していくことが難しいかと思われます。
今回開業する、ホテル・ザ・エム金沢 雨庵は周辺のホテルの中では高級なものになり、金沢城も近いため、落ち着いたホテルに泊まりたい観光客にとってはうってつけかもしれませんね。
過去記事
・日本エスコン尾山町プロジェクト(仮称) 新築工事 2017.6
・日本エスコン尾山町プロジェクト(仮称) 新築工事 2017.5
・日本エスコン尾山町プロジェクト(仮称) 新築工事 2017.2
・日本エスコン尾山町プロジェクト(仮称) 新築工事 2017.1
・日本エスコンが金沢市尾山町にホテル建設へ!