2017年4月15日より、ICカード乗車券「ICOCA」が、JRの北陸線(大聖寺~金沢駅間)とIRいしかわ鉄道線(金沢~倶利伽羅駅間)の各駅およびJRの城端線(高岡~新高岡駅間)で利用が開始されました!
概要
1 ICOCAのご利用について
(1)ご利用開始日
4月15日(土曜日) 始発列車よりご利用いただけます。(2)新たにサービスを開始するエリア
JR西日本 大聖寺~金沢駅間、高岡~新高岡駅間(15駅)
IRいしかわ鉄道 金沢~倶利伽羅駅間(5駅)
※注釈 金沢駅は重複
※注釈 ご利用いただける区間については、こちらをご覧ください。(PDF形式 304キロバイト)
(3)サービス内容
・すでにサービスを行っているあいの風とやま鉄道線(石動~越中宮崎駅間)に加え、上記のエリア内の各駅相互間を「ICOCA」でご乗車いただけるようになります。
・全国相互利用対象のICカード乗車券「Kitaca」、「PASMO」、「Suica」、「manaca(マナカ)」、「TOICA」、「PiTaPa」、「はやかけん」、「nimoca」、「SUGOCA」もご利用いただけます。
・ICOCA定期券のサービスも同時に開始します(一部区間を除く)。
※注釈 サービスの詳細や各社が発行するICOCAについては、こちらをご覧ください。(PDF形式 415キロバイト)(4)発売・チャージについて
・各社窓口でICOCA、ICOCA定期券を発売します。
※注釈 4月15日(土曜日)午前5時以降、各駅の営業開始時間より順次発売を開始します。
※注釈 JR西日本ではみどりの窓口に加え、一部の自動券売機でも発売します。・入金機や精算機、ICOCAマークのある自動券売機でチャージが可能です。
(5)その他
・全国にあるICマークのある鉄道・バス・お店などでご利用いただけます。
※注釈 このマークは交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークです。(北陸線(大聖寺~金沢駅間)、IRいしかわ鉄道線、城端線(高岡~新高岡駅間)4月15日ICOCAサービスご利用開始~石川と富山がICOCAでつながる~‐西日本旅客鉄道株式会社‐IRいしかわ鉄道株式会社‐あいの風とやま鉄道株式会社 より引用)
早速、IRいしかわ鉄道オリジナルデザインを入手!
ICOCAの石川県内のJR西日本北陸本線(金沢駅~大聖寺駅)導入に合わせて、IRいしかわ鉄道の全区間(金沢駅~倶利伽羅駅)も導入されました。
そして、IRいしかわ鉄道からはオリジナルデザインのICOCAが登場したため、さっそく入手するために、金沢駅構内の「IR お客様カウンター」へ!
※ちなみに、オリジナルデザインICOCAはIRいしかわ鉄道の東金沢駅、森本駅、津幡駅でも購入可能です。
お客様カウンター内もICOCA一色です。
オリジナルデザインICOCA入手や定期券など混雑しており、15分ほど並びました。
お客様カウンターには初めて入ったのですが、IRいしかわ鉄道のグッズも販売していました。
そして、2000円(1500円チャージ、500円デポジット)でゲットしました~
IRいしかわ鉄道の車両をデザインしたものとなっています。
IRいしかわ鉄道と書かれたフォントが可愛いですね。
IRいしかわ鉄道 オリジナルデザイン ICOCAのメリット
利用開始のキャンペーン?として、IRいしかわ鉄道のオリジナルデザインのICOCAを購入すると特典があります。
なんと、「オリジナルデザインICOCA」の提示で、兼六園や金沢城公園、金沢21世紀美術館をはじめとする県内の観光・文化施設 全26か所の入館料等が割引料金で利用できるそうです!
全26箇所
金沢市
兼六園、金沢城公園、県立美術館、県立歴史博物館、石川四高記念文化交流館、加賀本多博物館、金沢港大野からくり記念館、銭屋五兵衛記念館、県立伝統産業工芸館、金沢21世紀美術館、金沢能楽美術館、金沢ふるさと偉人館、中村記念美術館、鈴木大拙館、室生犀星記念館、泉鏡花記念館、前田土佐守家資料館、安江金箔工芸館、徳田秋聲記念館、寺島蔵人邸、金沢くらしの博物館、金沢卯辰山工芸工房、金沢湯涌江戸村、金沢湯涌夢二館、金沢蓄音機館
津幡町
津幡ふるさと歴史館「れきしる」
特に金沢市内では主要施設をほぼコンプリートできるのではないでしょうか!?
例えば、
石川県立美術館 360円→290円 (70円引き)
金沢21世紀美術館 360円→280円 (80円引き)
鈴木大拙館 300円→250円 (50円引き)
(http://www.ishikawa-railway.jp/info/205)
となります。
ただし、割引期間は平成29年4月15日(土)~7月14日(金)となります。この期間を利用して金沢の施設を散策するのもいいかもしれません。
券売機の様子
さて、ICOCA利用開始に合わせて券売機もちょっと変化がありました。
ICOCAがチャージできるようになりました。
そして、画面にも「チャージ(入金)する」「履歴を確認する」のボタンがタッチ画面に新設されました!
また、ICOCAの利用エリアが掲載された運賃表が登場しました。
改札口の様子
2017年4月1日より自動改札となった、改札口もちょっと変化がありました。
ICカードのタッチ部分が登場しました。
交通系ICカードが使えますというシールと、カードがタッチできる部分が新たに登場。
やっと、都市部と遜色ない自動改札になりましたね(笑)
改札を抜けると「出口」看板の下の空いていたスペースにのりこし精算機の案内表示と説明が書かれました。
乗り越し精算機はコンコース側で2機稼働しています。
こんな感じです。
金沢百番街あんと側の改札口は金沢駅唯一の駅員改札(精算所の改札口除く)となりました。
そのため、乗り越し精算機と簡易型自動改札機が稼働していました。
金沢駅、松任駅、小松駅以外の駅では同様の簡易型自動改札機が稼働しています。
北陸新幹線の乗り換え改札の様子です。
こちらには新幹線乗り換え用の簡易型自動改札機が登場しました。
いよいよ、石川県内に導入されたICOCA。
私自身、あまり電車に乗らないこともあり、交通系ICカードはもっていなかったため、今回初めて入手しましたが、いちいち切符を買わずに自動改札機にタッチするだけで乗車するなんて不思議な気分でした(笑)
これで、県外の観光客も交通系ICカードの相互利用で、切符を買わずに北陸を移動できるようになったので、回遊性向上にも貢献されるのではないでしょうか。
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