ついに、金沢駅に新時代が到来です!
2017年4月1日より、JR北陸本線の金沢駅、松任駅、小松駅の3駅で自動改札が利用開始されました!
今回は定点観測を続けてきた金沢駅の様子をお伝えします!
JR金沢駅は1898年の開業以来119年にわたって駅員が改札口で切符を点検、回収してきました。そして、2017年3月31日をもって一部を除き駅員さんによる改札は無くなりました。
また、北陸新幹線では2015年3月14日の開業より自動改札であったため、在来線の自動改札化により、金沢駅は一部を除き自動改札化が完了したことになります。
Twitterでは、
「金沢駅が自動改札になってしまって寂しい」
「駅員さんに手渡しする改札の方が好きだったのに・・・」
との声も聞かれる一方、
「まるで都会みたい」
「すごい新鮮だな」
(導入されたというニュースを見て)
「え、まだ自動改札が無かったの⁉」
など、様々な声がありました。
自動改札化された金沢駅の様子
先日まで木でできた仮設の改札があった金沢駅ですが、撤去され、真新しい自動改札機がお目見えしていました。
実は、自動改札化の混乱を避けるために、自動改札機近くに駅員さんが配置されており、改札口から駅員さんが消えたわけではありません。
改札中央部には団体用の出入口があります。
金沢駅スタンプも改札中央に以前と変わらないまま置かれています。
今までホームからコンコースの出口専用(一方通行)だったところも、自動改札化されたことで、入ることも可能になりました!
そのため、電光掲示板も新たに設置されました!
全体の様子です。
今まで、出口と入口が分かれていましたが、区別がなくなり、よりスムーズになったように感じます。
そして、こちらが新たに設置された自動改札機の様子です。
東側4レーン、西側4レーン+窓口1レーン 計9レーンが整備されました。
現在は「ICOCA」など交通系ICカードのタッチ部分はふさがれていますが、4月15日の利用開始から使用できるようになります。
まだICOCAが使えないということもあり、基本的にきっぷを入れないといけないため、時間によっては渋滞気味でした。
(ICカードだったら歩きながらでもスムーズに出入りできますね)
金沢駅でありながら、金沢駅に見えない光景(笑)
時折メンテナンスも?(中身が見えています)
正面より金沢駅の改札口。
今まで、写真右側には進入禁止の看板がありましたが、看板が統一されました。
さらにコンコースと絡めて遠景。
また、改札内に入ると、のりこし精算機のカバーが外れて、お披露目されていました。
4月15日のICOCAの導入に向けても着々と準備が進んでいます。
ところで、写真左側の出口の看板の下の黒いスペースがやけに大きいですね。先月の写真を見ると黄色い背景に黒で大きく「出口」と書かれていたみたいです。
ここにも新たな説明文?案内図?が入るのかもしれません。
改札内より、コンコースを望む。
ついに金沢駅に自動改札が導入されましたね!私自身も、ようやく導入され、混雑も解消されそうなので嬉しい一方で、切符を渡したときの「いってらっしゃいませ」「ありがとうございました」が消えるのは寂しかったりします。
しかし、これに加えICOCAも利用できるようになり、より便利な金沢駅になることは間違いないと思います。私が取材したときも少し混乱していた方もいましたが、しばらくすれば慣れてくるのではないでしょうか。
これから、また何十年と金沢駅の風景がこうやって少しずつ変わり続けていくのかなと思っています。
改めまして・・・
2017年4月15日より、北陸本線(JR金沢駅~JR大聖寺駅)とIRいしかわ鉄道(金沢駅~倶利伽羅駅)の区間でICOCA(及び、交通系ICカード)が新たに利用できるようになります!
この利用区間の新設により、あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅~大聖寺駅、城端線高岡駅~新高岡駅の間でICOCA(及び、交通系ICカード)が利用可能になります!
先ほども言ったように、4月15日から金沢駅の風景がまた少し変わりそうです。
さて、2016年12月より見てきた、金沢駅自動改札化工事はこれで完了となります。駅員改札時代の写真(仮設より前)もあるのでまた別記事にしたいですが、いつになるかわからないので、2枚だけ載せておきます。
これ、11月の様子なんですが、既に懐かしい感じがします(笑)
12月以降の記事は以下より閲覧可能なので是非ご覧ください。
過去記事
・金沢駅自動改札化工事 2017.3
・金沢駅自動改札化工事 2017.2
・金沢駅自動改札化工事 2017.1
・金沢駅自動改札化工事 2016.12