富山駅南口 南西街区の開発は活用策を公募へ

2017年6月28日プロジェクトNEWS

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富山駅南口にある南西街区の開発の方針について、富山市は民間からアイデアを募ることにしたそうです。富山駅前超一等地のエリアなだけに、ふさわしい建物が建ってほしいところです。

 

 

現在の状況

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”南西街区”と称される土地は約7900㎡あります。

元々、高架化前の富山駅があった場所で、北陸新幹線開業までは仮設駅舎や仮設バスターミナルなどがありました。

そのうち、

JR西日本が所有しているのは長方形の土地3700㎡(水色で示した部分)

富山市が所有しているのはL字型の土地4200㎡(赤色で示した部分)

です。

 

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そのうち、富山市の土地の一部では、路面電車の南北接続が完了する2019年度まで飲食店「富山駅前さかな屋撰鮮」が出店しています。

 

 

富山市では、南西街区を”賑わいを創出する拠点”と位置付けており、活用プランを公募することにしたそうです。選定委員会を設け、募集要項などを定めたうえで公募し、最も優れたアイデアを提案した事業者に敷地を貸し出すそうです。

 

 

 

金沢市でも公募の事例も

これは、金沢市のインターナショナルブランドホテル事業の公募と似ていますね。

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金沢市のインターナショナルブランドホテル事業では、外資系ホテルなどのインターナショナルブランドホテルを2020年の東京オリンピックまでに開業することなどを条件に公募した結果、5社から応募があり、オリックスのツインタワー案(ハイアットセントリック金沢・ハイアットハウス金沢)が採用されました。

金沢駅西口に「ハイアットセントリック」と「ハイアットハウス」が2020年6月開業が決定!

 

 

富山市がどのような募集要項や選定基準を定めるのか注目されますが、賑わい拠点とするからには商業施設やホテル等が想定されるのかと思われます。

また、JR西日本との土地との一体利用を考えているのかという旨の質問には「基本的には市有地を対象とする。ただし、隣接地との一体的な利用という提案も考慮するとの前提で進めたい」とコメントしていますが、市有地はL字型の土地でどうしても使いづらいので、JR西日本の土地と一体的な利用となる可能性は高いですね。

 

 

私的な意見ですが・・・

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以下は私的な意見ですが・・・

ただ、コンパクトシティ政策をおこなって、市中心部(総曲輪・西町地区)に商業集積を誘導している市にとっては、中心部を完全ストローするような規模の大型商業施設を想定することは考えにくいですね。

また、観光という面では富山県の宿泊客数が北陸新幹線開業前を割ってきているので、観光を前面に出した施設”のみ”で構成されることも考えにくいですね。

 

地元客でも観光客でも気軽に利用できる施設、低層階は飲食店、商業区画、高層階はホテル、マンション、駅周辺の駐車場不足を考えて裏手には立体駐車場といったものを個人的には想定しています。

あくまで、私が勝手に想像したものなので、実際は民間による提案に委ねられることとなります。

 

 

さいごに

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南西街区は富山駅の表側にあたる南口広場に隣接し、北陸新幹線が全列車停車し、市内電車の南北接続で富山市中心部は基本的に市電1本で縦横無尽に行き来できるようになるので、ポテンシャルは非常に高いと思われます。

富山駅前の顔となっていく部分なので、民間の提案にも気合が入っていてほしいですね。

 

今後の予定では、2018年度に事業者を決めるそうです。