北陸新幹線 小松駅 のコンセプト案が提示されました!

2016年12月29日北陸新幹線

2022年度に開業予定の北陸新幹線の金沢駅~敦賀駅の区間に建設される、北陸新幹線小松駅のコンセプト案が公開されています。

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北陸新幹線小松駅のコンセプト(案)

「ふるさとの伝統を未来へつなぐ『かけはし』」

~北陸の際立ったまち・国際都市こまつに出会えるターミナル~

●基本コンセプトの持つ意味

(1)長きにわたって,ふるさと小松の歴史,伝統,文化,ものづくりを培ってきた先 人たちへ感謝の気持ちを表すとともに,未来へ伝承して行くこととする。

(2)現在の小松駅基本コンセプト「伝統と未来へのゲート」を継承し,より進化さ せ,新幹線小松駅が未来へつなぐ「かけはし」としての役割を果たす。

(3)小松市民が,ふるさと小松を想い,心から恋することができる駅とする。

(4)小松空港に近い新幹線駅の利便性を活かした,南加賀のターミナルとしての広域拠点の役割を果たす。

パブリックコメント 北陸新幹線小松駅基本コンセプト(案))より引用

 

個人的には、市内を東西に流れる、梯川(かけはしがわ)と「かけはし」を掛けたネーミングは良いと思います。

北陸新幹線の延伸区間(長野駅~金沢駅)を見ても分かるように、最近の駅舎は地元の特色が出たものが多く、駅がまちの顔となっているものが多いです。小松市は南加賀の中心都市で、小松駅は小松都市圏を形成する中心駅という存在になります。

そういった意味でも小松駅は南加賀のハブとなるような拠点となってほしいものです。

 

 

 

西口と東口の対比

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検討委員会の意見(http://www.city.komatsu.lg.jp/10757.htm)を見ていて納得したのは、小松駅西口は昭和初期の町家が多く残り、洋風のレンガ通りがあるエリアで、小松駅東口はサイエンスヒルズこまつやこまつの杜など、現代的、近未来的な施設が集積しているので、小松駅は古くからの西口と近未来的な東口をつなぐ「かけはし」としての役割もあるという旨の発言です。

 

 

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(イメージ:小松駅周辺と北陸新幹線小松駅の在り方)

 

 

 

小松市と石

私としては、検討委員会でも話されていましたが、地元らしさを出すために、北陸新幹線は地元でとれる「石」をテーマに作ってみてはどうかと思います。

”小松市と石”と聞くと関連性が無いように思われますが、かつては小松市の山間部では採石が盛んでした。特に、観音下(かながそ)という地区で産出される日華石は、石としては柔らかいが火に強い石で、国会議事堂の廊下に使用されていたり、世界遺産に登録されている平城京の復原工事に使用されたりと全国に名をはせる石です。

そして、滝ケ原地区にある石橋アーチ群は最近注目されるようになりました。九州に多い石橋ですが、北陸では小松市が突出しており、かつては滝ケ原地区に11か所もあったそうです(現在は5か所)。

そして、小松市は世界第2位の建機メーカーKOMATSUの発祥の地であり、企業城下町を形成しています。そういった、石川県・北陸を代表する工業都市へ発展したのも、遊泉寺地区で採掘がおこなわれていた銅山(KOMATSU発祥の原点となった銅山)や尾小屋鉱山(かつて国内トップクラスの銅の産出を誇った)があったおかげです。

説明が長くなりましたが、こういった小松市の石との関わりをもっと全面的に出しても良いかと思います。

そして、小松市の南部、日用地区で産出される、良質な日用杉をふんだんに使用する(過去記事:世界有数の苔の聖地!小松市 日用神社がすごい!)など、特色のあるものにしてほしいです。

 

 

空港とのアクセス

そして、機能面では北陸新幹線の設置される駅の中で最も空港に近いという強みを生かして、空港と駅のアクセスを今まで以上に強化すべきだと思います。

空港と駅のアクセスは小松市だけで検討するのではなく、石川県が中心となって考えるべき部分でもあると思いますが…。

空港から駅へ、駅から南加賀各地へ交通網が広がるなど、そういった意味での「かけはし」となってもいいかもしれません。

パブコメは12月15日までとなってます。(終了しています)

 

 

 

今後の北陸新幹線小松駅のスケジュール

平成27年12月

・鉄道・運輸機構へ基本コンセプトを申し入れ

・鉄道・運輸機構が,小松市へ複数案の駅舎デザインを提示

・掲示された複数案について,市民意見を踏まえ,決定

・駅舎工事完成 平成 35 年春

・新幹線小松駅開業(現時点での予定)

 

となってます。

 

 

金沢駅のように先に着工した基礎はなく、1から作った北陸新幹線新高岡駅の駅舎デザイン案提示は開業の5年前だったことを考えると、2017年ごろに3案が提示されるのではないでしょうか。

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どのようなデザインになるのか、楽しみです。