北陸新幹線

北陸新幹線金沢駅舎新築工事 2014.12

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北陸新幹線金沢駅舎新築工事は2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業に伴い、駅舎の新築と金沢駅構内のリニューアル工事が行われます。北陸新幹線金沢駅舎の内装は石川県・金沢市を代表する31品目に及ぶ伝統工芸が使用されます。また、ホーム階の柱には金箔パネルが設置され、ホームドアには加賀五彩(藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫)で彩られます。

駅舎外観は、「もてなしドーム」と呼応した、ゆるやかで優美な曲面屋根を設け、金沢のまちを流れる浅野川と犀川を表現するとともに、開放的な大きな壁面でまちへの視界を確保します。
外壁は伝統工芸の金沢漆器をイメージさせる黒色とし、落ち着きの中に神秘的で洗練された金沢らしさを表現します。

また、金沢駅構内のコンコースのリニューアル工事にも着手します。

コンセプト「東口広場と西口広場をつなぐ、金沢の新しいシンボルロード」

  • コンコース全体に東口広場にある鼓門をイメージしたデザイン的にインパクトのある設備を連続的に設置することで、全体の統一感を演出します。
  • 伝統工芸品の活用などを行うことにより、石川らしさ、金沢らしさを演出します。
  • 門型柱に案内サイン、広告、パンフレット棚を設置し、情報発信機能を持たせます。
  • 床面及び照明設備を改修することにより、明るく、開放的な空間を創り出します。

(工事期間 2014年1月~2015年3月)

 

 

 

金沢駅東口広場の工事

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現在、金沢駅東口広場でバス・タクシーの案内所の改修工事を行っています。

 

 

 

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完成イメージ図はこちらです。サインも赤色に統一するようです。

 

 

 

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現在は白い囲いに覆われています。

1月末に完成、2月にリニューアルOPENとのことです。

 

 

 

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反対側から見た様子です。

 

 

コンコースの様子

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続いては、コンコースの様子です。

金沢百番街Rintoの増床部分の安全柵を除き、コンコースの床がすべて新しいものに生まれ変わりました。そして、コンコースの柱にまかれていた大理石もすべて剥がされました。

北陸新幹線金沢開業の2015年3月14日までには、コンコースの柱には、能登ヒバ、和紙やデジタルサイネージのほか、九谷焼、珠洲焼、輪島塗、山中漆器、金沢漆器、木工芸、加賀象嵌、茶の湯釜などの伝統工芸のプレートが設置されるそうです。かなり贅沢な柱になりますね。

そして、あんとの入り口付近には文化勲章受賞の大樋長左衛門の大樋焼の陶壁が設置されるそうです。

 

 

 

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仮設の自動きっぷうりばが稼働していました。

 

 

 

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Rintoの増床部分入り口前には、百番街ふれあい館に入居していたテナントの仮店舗がありました。そして、久しぶりに?天井の照明がフルで点灯していました。

 

 

 

中2階の様子

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続いては改札を抜けて、中2階へ。この壁の奥に、在来線・新幹線乗り換え改札口が設置されます。

 

 

 

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上の隙間から新幹線駅舎中2階を撮影しましたが、若干ぶれました。

 

 

 

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キオスクと提携した、セブンイレブンが金沢駅在来線駅舎中2階にOPENしていました。

金沢駅は訪問するたびに変化しているので楽しみですね。

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