建設中・開発中

金沢に移転する東京国立近代美術館工芸館 整備工事 2018.6

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東京国立近代美術館工芸館 移転整備工事は、文化庁、(独)国立美術館、石川県、金沢市において、「政府関係機関移転基本方針」(平成28年3月22日まち・ひと・しごと創生本部決定)に基づき、決定しました。

建物は、金沢市出羽町にある、「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」を移転し外観を活用、完全復原される予定です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に開館することを目指しています。

 

 

 

完成イメージ

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(正面から)

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(東側から)

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(西側から)

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(鳥瞰図)

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(移転跡地に整備される駐車場)

 

概要

名称:東京国立近代美術館移転整備工事
場所:石川県金沢市出羽町
敷地面積:10,554.46㎡
建築面積:1,421.66㎡
延床面積:3,072.22㎡
用途:美術館
構造:鉄筋コンクリート造+木造 一部鉄骨造
高さ:13.76m
階数:地上2階,地下1階
工事着手予定日:平成30年3月19日
工事完了予定日:平成31年10月31日

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配置図です。

実線斜線で示されている部分が移転部分、鎖線斜線で示されている部分が増築・復原部分となっています。

 

 

 

スケジュール

2017年度~ 解体・移築、工芸館整備

2019年秋 工芸館の建物 完成予定

2019年秋~2020年 からし期間

2020年夏ごろ(東京オリパラ時期)開業

 

 

 

現在の様子

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西側から見た様子です。

現在、給排水、電気・ガス等の設置工事が始まり、赤レンガが剥がされています。

 

 

 

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歴史博物館向かいの本多の森公園も閉鎖されています。

 

 

 

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シンボルツリー周辺は赤レンガ等が残っています。

 

 

 

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国立博物館の建物が建つ部分は重機が搬入されていました。

 

 

 

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柵内にある案内板は更新されている模様です。

ただ、これ以上は柵があるため近寄れません。

 

 

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石川県立美術館方向を望む

 

 

 

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歴史博物館方向から撮影。

仮囲いに覆われています。

 

 

 

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東側から見たシンボルツリー。

 

 

 

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歴史博物館のすぐ向かいで工事が行われています。

 

 

 

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石川県立能楽堂前では、旧金沢偕行社と旧第九師団司令部庁舎の移築準備が行われていました。

 

 

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既にシートに覆われています。

2018年5月19日,20日に石川県が開催した見学ツアーは倍率5倍で見事落選しちゃいました…(汗)

 

しかし、石川県の公式サイトを見てみると、見学ツアーの配布資料があり、そこには旧第九師団司令部庁舎や旧金沢偕行社について調査内容が非常に詳しく掲載されていました。

こちらを見ていただくと非常に勉強になりますよ。

旧陸軍 第九師団司令部庁舎・金沢偕行社 見学ツアー

http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kikaku/documents/tour_document.pdf

 

 

 

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