金沢城・鶴の丸休憩館

建築

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鶴の丸休憩館は、金沢城公園内に平成13年の全国都市緑化フェアの際に休憩所として暫定的に整備された鶴の丸休憩所が老朽化していることに伴う再整備(建て替え)により誕生した休憩施設です。

現在、「金沢城第Ⅲ期整備計画」の主要事業の一つとして建設されました。名称は、かつての鶴の丸休憩所から鶴の丸休憩館になりました。

2017年4月23日にオープンしました。

 

概要

鶴の丸休憩館
延べ床面積 422㎡
平屋建て

 

 

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ついに鶴の丸休憩館が完成しました。

建物には石川県産の木材がふんだんに使われています。

 

 

 

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平屋建てで、建物が金沢城の景観を損ねないようにするため、余計な装飾は付けずにシンプルなものとなっています。

 

 

 

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景色に溶け込んでいることがよくわかりますね。(写真左側に休憩館があります)

 

 

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(写真右側に休憩館があります)

 

 

 

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入口側には庇がついており、天井から漂う木材の香りがとてもいい感じです。

 

 

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いよいよ中へと入っていきましょう。

 

 

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館内案内図です。

大きく分けて「展示・案内スペース」「休憩スペース」の2つに分けることが出来ます。

 

 

 

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まずは休憩スペースからです。

自動ドアから中へ進むと、広がる金沢城の大パノラマ!

まるで屏風のようなパノラマが広がります。

 

 

 

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館内には椅子が沢山設けられており、無料休憩所となっています。

もし雨が降っていても、寒くても、暑くても、屋内からじっくりと金沢城を眺めることが出来ていいですね。

 

 

 

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そして、正面入口を進んで左側にあるのが、メープルハウスが運営するカフェ「豆皿茶屋」。金沢城公園で初めての飲食店がオープンしました。

お腹が空いたときは城を眺めながら軽食を食べることができます。

 

 

 

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個人的に注目したのは天井です。

館内にもとってもいい木の香りがするのですが、木と木のつなぎ目をよく見ると、くぎを使わない方法で接合されていました。

これは、金沢城の復元された建築物にも同様に用いられる工法で、細部までこだわってるのが分かりました。

 

 

 

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観光客が思い思いにのんびりと休憩できる施設になりました。

 

 

 

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続いては、展示・案内スペースです。

展示案内スペースは城と庭の魅力発信ゾーン歴史回廊ゾーン公園案内ゾーンの3つに分かれています。

鶴の丸休憩館では常設展示の他に、新たに企画展示を設けているようで、企画展示は二の丸御殿についてでした。

 

 

 

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解説はモニターに表示されており、デジタル表示とすることで、企画展示が容易に行えるようになっています。

 

 

 

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歴史回廊ゾーンでは金沢城公園となるまでの変遷が5台の大型タッチパネルが並んだ「絵巻」として閲覧できます。

所々タッチする部分があり、画面に触れると、写真や解説が出るようになっていました。

タッチパネルは画期的ですが、隣で解説を読んでいる人がいるのに画面をタッチして表示していいのかなとためらってしまうこともありました…

 

 

 

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また、屋外には金沢城の特徴を開設するものがありました。

これは、旧鶴の丸休憩所時代からあったものですね。

 

 

 

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金沢城のガイドさんが金沢城について解説していました。

他にも石垣の博物館と言われる金沢城の石垣の積み方を実例とともに解説したものもあり、金沢城の仕組みを目で見て学ぶこともできるものとなっています。

 

 

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金沢城の案内地図にもしっかりと表記されました。

 

 

 

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今までの鶴の丸休憩所には無かった機能を多く備え、現代の技術とともに金沢城を学ぶ、知ることもできるようになった鶴の丸休憩館。

観光客にも非常に好評のようでした。

 

 

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ただ、鶴の丸園地の特徴であった、全国都市緑化フェアから残っていた庭園と池が埋立てられ、消えたのは少し寂しいですね。(参考記事:金沢城・鶴の丸休憩所再整備(解体前の様子) 2016.6)

金沢城の歴史と全く関係が無かったものだから消えたのでしょうけど、ちょっと名残惜しさはありますね。

今後、もしも整備する機運が高まれば池のほうも復活してほしいところです。

 

 

過去記事

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