JR福井駅西口再開発ビル「ハピリン」

建築

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ハピリンは、福井駅前に建設されたJR福井駅西口再開発ビルの愛称です。高さ91m、福井県で最も高い建物として2016年4月28日に開業しました!

 

 

概要

 

名称:ハピリン(Happiring)
敷地面積:5,554㎡
建築面積:4,614㎡
延床面積:35,136㎡
フロア:地上21階 地下2階 塔屋2階
竣工年:2016年4月(開業)
撮影年:2017年3月
その他:
高さ91m
商業施設部分(1階,2階) 20店舗
公共施設部分(1階~5階) 観光案内所、ハピリンホール、セーレンプラネット、福井市総合ボランティアセンター、福井市子ども一時預かり場所(の~び・のび)など
住居部分(7階~21階) シンフォニアタワーコート福井 89戸
広場部分(1~2階の吹き抜け) ハピテラス
駐車場(地下1階)

 

 

ハピリンの由来

 

毎日新聞の記事によると、

ビルを中心にたくさんの幸せの輪ができてほしいとの願いを込め、ハッピー(幸せ)とリング(輪)を合わせた造語です。福井の「福」から幸福を、「井」から井戸の円い形を連想して名付けたそうです。764個の公募案から福井市職員の案が採用されました。(http://mainichi.jp/articles/20160429/ddl/k18/070/231000c

と書いてありました。

happy + ring = happiring

というわけですね。

 

 

 

 

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ついに、福井駅前に再開発ビル「ハピリン」が完成しました。

開業から11か月が経っていますが、完成レポートしていきます!

何度か付近を通っているものの、正式レポートは約1年11か月ぶりとなります(笑) 駅に降り立った瞬間、今までの福井駅前と全く違って驚きました。

 

 

 

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福井駅西口バスターミナルに面した、低層階(1~5階)は商業施設・公共施設・広場で構成されています。

 

 

 

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上層階はマンション「シンフォニアタワーコート福井」となってます。

高さ91mで、それまで福井県内で最も高い建築物であった「ストークマンション福井(高さ 70m)」を20m近く追い抜き、福井県内で最も高いビルになりました。

北陸のマンションでは、富山県富山市にある「信開アーバンシティセントラル(高さ86m)」を追い抜き、北陸では最も高層なマンションになりました。

 

 

 

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1階には円形の観光案内所がありました。

 

 

 

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オシャレですね!

 

 

 

紆余曲折だった再開発

再開発に関しては、計画当初は高さ150m 地上39階、地下3階の本州日本海側で最も高い高層建築物を建設する案や、高層階にホテルを入居させる案、中層階にNHK福井放送局を入居させる案など様々な案が検討されました。

しかし、計画がリーマンショック後の不況時ということもあり、現在の案に固まった経緯があります。

 

 

 

 

吹き抜けが気持ちいい広場「ハピテラス」

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早速建物内部を見ていきましょう。

まず、福井駅前バスターミナルに面した部分には、1階、2階が吹き抜けの広場「ハピテラス」が設けられています。

 

 

 

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奥に見える建物は福井駅です。

ハピテラスには大型ビジョンが設けられており、福井市の宣伝やその他CM等が流れていました。

富山市内にも2007年に完成した「グランドプラザ」と呼ばれるガラス張り吹き抜け広場があり、非常に似た雰囲気でした。

駅からは広場から直接2階へ行けるようにエスカレーターが設けられているなど動線についても工夫されていました。

 

 

 

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ハピテラスに面した部分では、北陸1号店となるカフェ「プロント」をはじめ、飲食店やコンビニがありました。

 

 

 

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さて、ハピテラス内のエスカレーターから2階へ向かいましょう!

 

 

 

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2階のハピテラスに面した部分から見た様子です。

吹き抜けが非常に気持ちよく、イベントも見下ろしてみることが出来ます。

また、大型ビジョンのサウンドは大きめでしたが、館内やハピテラス外からは聞こえないよう工夫されていました。

 

 

 

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撮影日は平日の午前中だったので少し寂しい雰囲気がありますが、夕方に再訪問した際は、サラリーマンや帰宅途中の学生で賑わっていました。

 

 

 

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2階のハピテラスに面した部分には「バーガーキング」が北陸地区初出店しています!北陸でバーキン食べたいならハピリンに行けばありますよ。(食べたかったのですが、ソースカツ丼と今庄そば食べたらお腹いっぱいになったので、次回以降です~)

 

 

 

館内を散策

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案内サインも統一されていました。

 

 

 

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主に、1階と2階がテナント部分となっています。

地方都市の再開発に見られがちな、「中途半端な商業施設は閑散とする法則(私が勝手に定義)」の傾向は見られず、今でも多くの人で賑わっていました。

 

主な理由として、

・県庁所在地駅前のバスターミナルに面している点
・プロントやバーガーキング、コンビニなど学生含め全世代に利用しやすいお店がある点
・写真にあるように観光客が利用できるお土産店(福井市観光物産館(福福館))がある点

が挙げられると思います。

 

 

 

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4階からみた福井駅周辺の様子です。

写真下半分に写っているのはハピテラスの天井です。

一部をガラス張りにすることで採光されるようになっています。

 

 

 

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館内で最も興味深かったのはこちらのエスカレーター。

2階から5階まで直線的に3基が連続して並ぶ光景は圧巻です!

※人が捌けるまで5分程度待って撮影しました

 

 

 

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西側の入り口の様子です。

Happiringのロゴマークも可愛いです。

 

 

 

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テナントやフロアマップはご覧の通りです。

 

 

 

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西側は片面アーケードが新設されていました。

ハピリンのフラッグが掲げられています。

 

 

 

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ハピリン前のスクランブル交差点の一部に屋根がかけられ、福井市中心部の商店街のアーケードと接続されたことにより雨に全くぬれずにflatに移動できるようになりました。

 

 

街から見たハピリン

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続いてはあらゆる角度で見たハピリンの写真を何枚か載せます。

こちらは福井駅前バスターミナルから見た様子です。

セーレンプラネット(3Dプラネタリウム)が目を引きます。まるでお台場のフジテレビのようです。

 

 

 

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福井駅前スクランブル交差点から見た様子です。

スクランブル交差点からの景観が一変して、以前の風景を知っている人ならここは本当に福井なのか目を疑うことでしょう。

 

 

 

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南側(裏側)から見た様子です。

こちらはシンプルな壁面となっています。

 

 

 

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こちらは福井駅東口から雪吊りと絡めて撮りました。

 

 

 

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こちらは福井市中心部の商店街(ガレリア元町)近くから撮影しました。

超高層建築が建つと景観も一変して都会的になりました。

 

 

 

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再び、福井市中心部から。

 

 

 

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最後に福井駅西口広場から。

恐竜と背比べ

 

 

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ハピリンの開業で駅周辺にもたらした効果は非常に大きなものであると感じました。都市景観が変わり、人の流れが変わり、賑わいも増しました。

 

そして、ハピリンの成功をきっかけに福井駅周辺は再開発計画が複数浮上し、すべて順調に進めば福井駅前に面する建物がすべて再開発されます(笑)それくらい機運が高まっており、福井市中心部の転換期であることを感じました。

それにしても北陸では久しぶりに誕生した超高層ビルとなり、私もついついたくさん写真を撮影してしまいました(笑)

今後も福井駅前のシンボルとして幸せ(happy)を提供していくことでしょう。

 

過去記事

福井駅西口中央地区市街地再開発事業 2015.3
福井駅西口中央地区市街地再開発事業 2014.9